俺がラーメン屋を始めた訳
～第一章 脱サラ、そして旅立ち～ |
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第1話「～プロローグ～」
思い出すと・・今から10数年前.
まだまだ若いって言うのが通用するか？？しないかの瀬戸際・・
まだまだバブルの後が・・？？残る頃.
わたしはなんの不満もなく.サラリーマン生活を謳歌していた・・
その頃のサラリーマン生活と言うと
朝は出勤前にアスレチッククラブにて水泳・・
そして会社が終わるとまたまたアスレチッククラブでエアロビ（笑）
などで汗を流す毎日・・まっ要するに順風満帆という事かな？？
そして.ある年の瀬も押し迫ったある日・・私は川崎から
フェリーに乗り20時間程の船旅・・・日向に着き一路バイクで
熊本へ途中山越えのさむいこと寒いこと.４時間ほど走って
ようやく実家に着き.冷えきった体を湯船で暖めて・・いた
とっその時・・・・・次回に続く
第2話「とっ・・」
とっ・・その時・・わたしは4時間の山越えで冷えきった体を
我が家の湯船でゆっくりと癒していたところ・・ふと.その時
あぁ～俺もいつかは帰ってこなきゃいけないんだぁ～
と考え込む・・だけど.熊本に帰ってきたとて.仕事もないし？
又.一からサラリーマンやるのもなぁ～なんて.考えて
いたところ.何故か？？どうしてか分からないが？上の蛇口
から俺の膝に熱湯がどどっとかかった？また次の日も
同じようにゆっくりと湯船につかり同じ事を考えながら
あぁ～両親が元気なうちに帰って.安心させてあげなけりゃぁ～
などなど・・しかし帰ってきても仕事もないしなぁ～
なんて考えてたところきのうと同じところに・・
またまた.熱湯がどどっとおちてきたではありませんか？？
んんこれは神様がそんなことないぞって
言ってたようにもとれた？？そっそして無事なにもなかった
かのように正月休みも終わり・・東京へ戻ったのでありました
ところが・・？？これからがまたまた不思議なことが
とっ言うところで・・・！！次回につづく
第3話「不思議！！？？」
ふしぎ・・・不思議・・・不思議なお話
１・・・季節はずれの台風
２・・・名古屋出張・・屋外溶接実験
３・・・12時間遅れでようやく目的地シドニーへ
不思議パートⅠ
ちょっと話は横道にそれますが・・少しの間お付き合い下さい
ある日.私が発起人となり会社の若い者たちだけで奥多摩へ
キャンプ行こうと言い出し・・
総勢20数名.まっこんなことはどこにでもある話し・・
少し違うのは12月1日～2日にかけて・・普通に考えても.
東京奥多摩と言えばいつ雪が降ってもおかしくない時期・？
！！！！！！
私は以前よりキャンプの日はどうか晴れますようにっと
神様に祈る思いでした。・・・・・・・・
ところが願いが通じたのか？11月30日季節外れの台風やってきて・・
12月1日キャンプ当日は快晴・・しかも台風一過の影響
で.フェーン現象も手伝って・・気温はうなぎ登り.12月と言う
のに.25度以上の夏日・・そして楽しいキャンプも無事終了
不思議パートⅡ・・・名古屋出張・屋外溶接実験
家を一歩出ると.どしゃぶりの雨今日は名古屋でダブルルーフ
の溶接試験・・・とりあえず新横浜から.新幹線で一路名古屋
へ・・途中車窓から外を見るとどしゃぶりの雨 うん～ん
このままじゃ.溶接実験が出来るのかと？？不安がよぎる・・
心配しながらも名古屋に到着.それにしても雨の勢いは
衰えるどころか？？ますます強まる一方＾＾；；
出迎えに来た名古屋支店の営業マンと.実験現場へと向かう
とっその時。。車中にてどうか雨が止みますようにと祈りつつ
実験現場に到着・・（そして私は心の中でどうか実験の間だけ
雨が止みますようにと祈った）
ところが.その願いが通じたのか？？雲の切れ間から太陽が
顔をのぞかせ実験現場の上空だけが青空となり
屋外溶接実験も無事終わり.帰り支度をしていたら・・再び
もの凄い勢いで雨が降り出した。
うその様なほんとの話・・であった
そして帰りには勿論・・名古屋駅でカンパァ～～ィ
不思議パートⅢ・・・もしあの時飛んでたら.俺は今この世に
いないかも？？
実は今から10数年まえ・・初めてオーストラリアへ出かけた
時の出来事・・その当時わたしは・・
オーストラリアの友達に・・一度くらいはオーストラリアに
遊びにきなよって誘われて・・オーストラリアへ行く事に
なったのである。
ところが.あこがれの国へ行けると言うことで・・・
前日までは.ルンルン・ウキウキ・ソワソワまるで幼稚園児が
遠足にでも行く気分そのもの
明日はオーストラリアに行けるぅ～～ニヤニヤ.ニコニコ
そして.出発当日・・いやな予感＾＾；；
なんなんだ？なんなんだろう？
きのうの気持ちと打って変わって・・
いやぁ～～な感じ？行きたくない・・行きたくない
なぜだろうと思いつつ・・後ろ髪引かれる思いで成田に到着
そして.出国手続きを済ませ出発ロビーへ.途中通路の窓から
カンタス航空の機影が目に入る・・その瞬間
あぁ～この飛行機。・・落ちる・・のでは？？
とっ不安がよぎった.それからしばらくして機内へと案内される。
そして.全員が機内へ・・オシボリ・・・オレンヂジースの
サービス.そのあと機内アナウスが流れ.当機は出発予定時刻
より少し遅れるとのこと・・しかし遅すぎる・1時間以上も
過ぎた頃であろうか？？再び遅れるとのアナウス そして
全員に機内食が配られ食べ終わった頃・・もうすでに２時間は
経過していた時・・最終アナウスが有り・・
当機は本日のフライトが出来なくなりましたとのアナウス＾＾；；
そして乗客全員が降ろされカンタスがチャーターしたバスに
乗り込み・東京のホテルへ
（何のことはない.東京のホテルで一泊）・・でっ翌日
きのうのことが・・嘘のようなすがすがしい・・スッキリ
とした思いで日本をあとにした。
言うまでも無くオーストラリアの旅はサイコーサイコーで
おわった。めでたしめでたし
しかし.カンタスだからあのような対処の仕方で有ったが
もし.よその国で同じような事に遭遇したら・・あそこまで
手厚いサービスが受けられたであろうかと疑問に思う。？？
ちなみに.カンタス航空は.世界でトップクラス安全性誇る
航空会社なのであります。
ちょと付け加えて・・12時間遅れで得をしたことって言うと
地平線にぽっかりと・・あのエアーズロックが見れた事かな
それは実に雄大で素晴らしくなかなかあんな光景は見られ
ないのでは・・おわり
第4話「正月休みも終わって・・・」
東京にもどる・・・とっその前にちよいとブレイク（笑）
・・私がどんな会社でどんな仕事をしていたかっと気になる
方もいらっしと思うので・・ここで以前勤めていた会社の
紹介をチョコットさせていただきます。
会社名・・・日本ドライブイット（株）
知ってる人は知っている知らない人は誰も
知らない有名な会社。
所在地・・・東京都大田区田園調布・・・南
田園調布に家が建つと言う様にあの田園調布です
最近ですとタマちゃんで有名な多摩川のほとり
にある会社。
出先機関・・北は北海道・南は福岡まで・・・海外拠点＝
たしか3～4ヶ所・・もっと有ったかも。
以下業務案内＾＾；；
部門・・１・コンクリートアンカー他建設等々のアンカー部門
２・工業用締結部品部門
３・弱重電他建設用特殊溶接機部門
要するに総合ファスニングメーカーの最大手なのです。・・
で私がどこの部署に所属していたかっと言うと・・３の・・
特殊溶接機部門・・特殊溶接機と申しましても.ピンとこない
と思いますが？？ところがこの機械がなかなかの優れもので
国内大手電気メーカーがこぞって真似しても・
真似の出来ない変な奴＾＾；；まっそんなこんなで・・
その機械を当時は売りまくっていましたねぇ～～
エェ～エヘン・・・
優れものついでに機械の説明をいたしますと・・・
CDスタッドウエルダーと言う商品名・・
CDとはコンデンサーディスチャージ略
ウエルダーとは溶接という意味です。・・
用途的には幅広く・・色んなところで使用され.えっこんな
物にもって・・驚かれる方もいらっしゃるのではないのでしょうか？？
いじょう＾＾；；
まっそんな会社に勤めていたある日・・・わたしにも転機が
訪れるでありました。・・・ヘニョ＾＾；；てなことで・・
次回は・・核心部分ふれる・・決断の日・・お話します。
第5話「決断の日・・へにょ」
まっ.そんなこんなで・・優れもののCDスタッドウエルダー
・・溶接機を.売りに・・売っていたある日・・！！！
そこで.「その前にもう少し.CDスタッドウエルダーの説明を
しましょう.CDの略は前に申したましたとうりですが・・？？
優れものの正体はと言うと・・
鉄・ステンレス・アルミニューム・及びチタン・・他
多種金属の母材に1000分の4秒と言う速さで
ボルト・ナットなどを溶接する機械と思って頂ければよいと思います」
！！ここまで宣伝すれば会社も喜ぶかなっ？？へへへ
・である日いつもの様にアスレチックで爽やかな汗を流して
帰宅・・さぁ～もう寝ようかなっと床に入ったとたん
ん～～俺は・・・よ～お～し.ラーメン屋をやろう.やるんだ
と決断したのでありました？
機械の方も一瞬なら決断の方も一瞬の出来事でした。
・・・そしてこの後は修行のお願いとなった訳です。続く
第6話「修行のお願い」
さぁ～辞めると決断したからには.善は急げ・
オーストラリアの友達に電話.
そしてオーストラリアを訪れた際2～3度ラーメンを食べに行った.TEN・SUNに・・・
どうにかお店での修行をさせてもらえないだろうかとたずねてもらう。
そうすると.返事はOK・・しかしこれからが問題＾＾；；
どうやって上司に言おう.いやどう説明しょうかっと
あぁ～でもねぇ～こうでもねぇ～と思ったあげく・・
部長に相談・・・そして辞表を提出・・
まっここまでに至るには.本当は結構色々有りましたけどねっ（笑）
辞表を出した後は.
退職日までいろんな仲間たちとの送別会がおこなわれた。
・・だけどなれ親しんだ会社をいざ去るとなると少しは寂しさが残る。
・・実を言うと会社を辞めなければならないほど.嫌な会社ではなく.
逆に愛してたって言っていいほどほんとに好きな会社であった。
次回はいよいよシドニーへ
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